飼育者にとっても給餌は楽しみ
日常管理のパターンモデルです。
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7:00 |
朝の給餌 同時に水温、各生体の状態、水槽内のチェック
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14:00
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蛍光灯を点灯
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21:00
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夜の給餌 同時に水温、各生体の状態、水槽内のチェック
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23:00
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蛍光灯を消灯
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※不在時は家族に依頼するなどして、なるべく生活のリズムを整えるように心掛けましょう。
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1/4水換え、コケ除去、底砂掃除 |
毎週日曜日に実施
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ウールマット1/2交換
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毎月第2週の水曜日に実施
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| リングろ材1/3交換 |
奇数月の第1週の水曜日に実施(2ヶ月毎)
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ストレーナースポンジの交換
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偶数月の第1週の水曜日に実施(2ヶ月毎)
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| 活性炭の交換 | 偶数月の第3週の水曜日に実施(2ヶ月毎) |
| ろ過フィルター分解掃除 | 1、4、7、10月の第4週の水曜日に実施(3ヶ月毎) |
| 水槽内のものを掃除(大掃除) | 5、11月の第4週の日曜日に実施(6ヶ月毎) |
| ストレーナースポンジフィルターの掃除(バクテリア保護のため飼育水で洗浄のこと) |
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排泄物および残餌の回収
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ただし、上記はあくまで一例です。決して、この通りに実施するのが一番良いというわけではありません。
水槽の数や生活パターンなど、様々な要素によって、各々変更されるべきですし、この予定通りにいかないことが多いのも事実です。
大切なことは、各メンテナンスを決して同時に行わないことです。
同時に行うと、バクテリアが一気に死滅し数が激減する可能性が高くなります。即ち、今まで一生懸命作った飼育水がダメになってしまい、生体に生命の危険を与えてしまいます。
頻度の多い水換えを日曜日に、その他のメンテナンスの多くを水曜日にしているのは、バクテリアを安定させるために、水換えと他のメンテナンスの間隔を少しでもあけたいという意図があります。
また、メンテナンスはどれも重要ですが、一番頻度が多く最重要とも言えるのは「水換え」です。水換えについては以下の通りです。
フグは新鮮な水が大好きです。水換え前はじっと物陰に隠れていても、水換えするとうれしそうに泳ぎだすことが多いようです。そう見えるだけではなく、きちんと理由があります。
生のエサ中心で特に汚れやすいフグ水槽では、定期的な水換えは必要不可欠です。
「水槽立ち上げ時の注意点」で述べたとおり、飼育水中の有毒物質はバクテリアの活動によって、最終的に毒性の低い物質=硝酸塩に変えられます。
しかし、いかに毒性が低くても、この硝酸塩がどんどん溜まってゆき、許容範囲を超えてしまうと、生体に悪影響が出始めてしまいます。最初は食欲不振や引きこもりなどの軽い症状ですが、やがては体力低下によるエロモナス病発症など恐ろしい病気になってしまう可能性もあります。
硝酸塩を取り除く方法は、残念ながら水換えという原始的な方法しかありません。
ただし、急激に新しい水が入るのも好ましくありません。水質が変化するからです。また、水温も急変させていけません(特に冬場は要注意)。水温が1℃変化するだけでも、小さなアベニーパファーには大きなストレスになるのです。
望ましいのは、「こまめに少量の水換え」を行うこと。具体的には「毎週1/4水換え」。
面倒だからと言って、「1ヶ月に1回だけ一気に半分水換え」なんていうのは、アベニーの命を削っているのと同じことです。
アベニーパファーに限らず熱帯魚は病気になりやすいものです。
犬や猫のように獣医に診てもらえない熱帯魚は、飼育者自身で治療するしかありません。
診断、治療ともに自分でするのです。そう、あなたが魚のお医者さんなのです。
罹りやすい病気を大別すると(1)寄生虫 (2)細菌による感染症 (3)カビ類の3種類です。
(1)には、リフィッシュやトロピカルゴールドなどトリクロルホン製剤が有効。
(2)にはパラザンDやエルバージュなどの抗生剤。
(3)には、メチレンブルー、マラカイトグリーンなどの色素剤。ただし、もっとも多い病気と思われる白点病は寄生虫による病気ですが、(3)の薬を使用します(特に罹りやすい白点病については下記を参照)。
つまり、リフィッシュとエルバージュとグリーンFなど、(1)〜(3)の対応薬から1つずつ選んで持っていれば、ほとんどの病気に対応できるということです。
また、一般的に、フグは鱗がないため副作用が出やすい魚と言われています。説明書通りの規定量では返って死を早めることがあるので要注意です。 私の場合は、規定量の1/2〜1/3で使用しています。
イクチオフィチリウスという寄生虫により、体が小さな白点に覆われます。すぐに死に至るケースは少ないですが、徐々に体力を奪われます。ただし、虫がエラに寄生すると早期に死亡します。
伝染力が非常に強いので、発見したら隔離し早期対応することが重要です。尾びれを広げた時などに、白い小さな点があった場合は、白点病の可能性が高いです。
治療は、メチレンブルー、グリーンF、マラカイトグリーンなどでの薬浴。水槽内の魚が全て罹患した場合は隔離する必要はありませんが、基本的にこれら色素剤は水草を枯らせたり、水槽自体を着色してしまうので、別容器に飼育水ごと移した方が良いでしょう。
ちなみに私は「水草にも影響なし、色移りもしない」というのが売り文句の「アマゾングリーン」という薬を使用しています(良いことずくめなのに、あまり見かけません、なぜでしょう?)。
更に、水温27℃以上では繁殖できなくなる(死滅はしない)との情報がありますので、温度調節が可能な場合は30℃程度に徐々に(一気上げてはダメ!!)水温を上げて、虫が殖えない状況にした上で、薬浴させるのが効果的だと思われます。その際は、高温や水質変化に弱いエビ類などは避難させた方が無難です。
アベニーパファーは基本的に生のエサを好みます。具体的には生きたアカムシ、イトメ、ブラインシュリンプ。または冷凍のアカムシ、ブラインシュンプなど。
根気強く与えれば人工飼料や乾燥飼料にも餌付くとの情報もありますが、私が試した限り、かなり難しそうです。
ちなみに我が家で今まで与えたエサとその評価は下記の通りです。
| エ サ | 評価 | 反 応 | |
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生 も の |
活スネール | ◎ | 大好き♪見つけ次第にパクッ、チュルルル。 |
| 活ブラインシュリンプ幼生 | ◎ | 皆大好きですが、アカムシを食べない個体が特によく食べます。 | |
| 活ボウフラ | ○ | ベランダの使用してない鉢に湧いたものをメチレンブルーで消毒して与えてみました。病気が心配なので1度のみ。 | |
| 活ミズミミズ | ○ | 勝手に水槽に湧いたもの。目の前にいるのに気づかないことも多いです。 | |
| メダカの卵 | ◎ | 見つけ次第パクリ。 | |
| メダカの稚魚 | ○ | 見つけ次第パクリ。ただし、逃げられることも多いようです。 | |
| 甘エビ(刺身) | × | 一度つついたが、それ以降無視。 | |
| キョーリンクリーン赤虫 | ○ | 冷凍したアカムシで、アベニーパファーの基本のエサですが、食べない個体もいます。 | |
| キョーリンベビーブラインシュリンプ | × | 冷凍したブラインシュリンプ幼生ですが、全く無関心です。生きたままだと大好きなのに...。 | |
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乾 燥 も の |
テトラクリル | × | 乾燥エビ。全く無視。 |
| キョーリンミニクリル | × | 同上 | |
| キンコウ物産サプリ-2 | × | 同上 | |
| キョーリン乾燥アカムシ | × | 口に含みますがすぐに吐き出します。最近は完全無視...。 | |
| キョーリン乾燥イトミミズ | × | 興味なし。 | |
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加 工 も の |
日動ブラインクリル | × | 同上 |
| クロマSサイズ | × | 同上 | |
| テトラベタ | × | 同上 | |
| ニッソーペレットワン熱帯魚の主食 | × | 同上 | |
この様に、アベニーパファーはかなり偏食傾向が強いので、飼育当初でナーバスになっている時期は、なかなか餌付かないこともあります。残餌はアンモニアを発生させるので、なるべく早く回収しましょう。
アベニーパファーに限らず、フグは一度痩せるとなかなか元の体型に戻らないので、早く好みのエサを見つけることはとても重要です。中にはそのまま拒食に陥り、 どんどん痩せこけていく個体もおり、そうなると手の施しようがないまま死に至りますので要注意です。
また、生餌や冷凍モノが中心になる上に、口から出してまた食べるという独特の食べ方をするので、とにかく水が汚れやすいです。定期的な水換えを心掛けましょう。